SUUMOを英語で使うには:外国籍の方向け活用法(2026年版)
吉峯 伊吹(株式会社affarah) · 2026-04-05
この記事は英語版の記事を翻訳したものです。 英語版の記事
要点: SUUMOやHOME'Sは、東京・千葉の物件を探し始めるには最も早い方法ですが、完全な英語対応ではなく、空室状況、入居時の費用の総額、外国籍の方の審査基準を保証するものでもありません。ポータルサイトは10〜15分で候補を絞り込むために使い、その後は日本語で手続きを進められる不動産会社に確認と内見の予約を依頼しましょう。
確認してほしいSUUMOのリンクはありますか? 物件のURL、ご予算、入居時期をAffarahにお知らせください。Affarahが、現在の空室状況、初期費用、入居審査に通る見込みを確認します。ポータルサイトのリンクだけでは、実際に借りられる物件かどうかはわかりません。
日本で部屋探しをしていると、「とりあえずSUUMOかHOME'Sを見てみて」というアドバイスを何度も耳にします。
このアドバイスは間違いではありません。ただ、それだけでは足りないのです。
ポータルサイトは、物件を探し始めるには最適です。しかし、確実性を得るためのものではありません。空室状況はすぐに変わりますし、費用もさまざまです。そして「理想の」物件も、審査の基準を満たさなかったり、見えない制約があったりすると、行き止まりになってしまいます。
この記事では、シンプルで繰り返し使える方法をご紹介します。
- ポータルサイトで物件を探す
- Affarahで確認し、細かな条件を翻訳し、実際に入居するまでの手続きを進める
SUUMOでは、住所が丁目までしか表示されない場合があります。また、徒歩時間は「80m=1分(端数切り上げ)」という業界のルールで計算されており、「信号待ちを含めた実際の時間」ではありません。
(この点の考え方は、以下で説明します。)
ポータルサイトが今でも役立つ理由(そして、多くの人が苛立つ理由)
ポータルサイトは、市場を理解する最も早い方法です。
- ご予算でどのような部屋が借りられるか
- 希望のエリアでよくある間取りは何か
- 築年数、駅からの距離、設備によって家賃がどう変わるか
ただし、よくある落とし穴が二つあります。
落とし穴1:いつまでも見続けて、決めきれない
物件の数が非常に多いため、次の物件の方が良いかもしれないと考え続けてしまいます。こうして何週間も無駄にしてしまうのです。
落とし穴2:掲載内容がそのまま現実だと思い込む
ポータルサイトの物件情報は、多くの場合あくまで出発点であり、約束ではありません。空室状況はすぐに変わりますし、情報が不完全なこともあります。
ですから、目標は「納得できるまで見続けること」ではありません。
目標は「候補を絞り、確認し、内見して、決めること」です。
ポータルサイトでは確実にできないこと(ここでAffarahがお手伝いします)
ポータルサイトは、実際に必要な次の五つを提供するようには作られていません。
- 空室状況の確認(「たぶん」ではなく、今この時点で)
- 費用の総額の明確化(月々の費用と初期費用、明細付き)
- 外国籍の方を受け入れるかの実情(審査基準や貸主の受け入れ姿勢は建物によって異なります)
- 内見までのスムーズな流れ(適切な質問を添えた素早い日程調整)
- 申込みの準備(書類、保証人(英語)の手配、タイミング)
だからこそ、「ネットで見つけた」が「借りられる」とは限らないのです。
日本語が読めない方のためのSUUMO活用ステップ
SUUMOを活用するのに、日本語が流暢である必要はありません。必要なのは、毎回同じ手順で操作することと、重要な項目を読み解く方法です。
1) 賃貸の地図検索・エリア検索から始める
- SUUMO(またはHOME'S)を開きます。
- 売買のページが表示された場合は、賃貸を選びます。
- 都道府県(東京都 / 千葉県)を選び、市区町村または路線を選びます。
- 装飾的なバナーは気にせず、すぐに絞り込み条件へ進みます。
2) 予算を守るための条件を設定する
表示が日本語でも、次の項目は使いましょう。
- 家賃 — 月額家賃の範囲(上限ははっきり決めておく)
- 管理費・共益費込み — 比較するときは管理費を含める
- 間取り — 1K / 1DK / 1LDKなど
- 専有面積 — 広さ(m²)
- 駅徒歩 — 駅までの徒歩分数(楽観的な数字と考える。目安として徒歩5分≒400m)
- 築年数 — 建物の築年数
- こだわり条件 — その他の条件(オートロック、バストイレ別、ペット相談、外国人可などがあれば)
ヒント:「外国人可」の条件が見つからなくても、その物件が外国籍の方を受け入れないとは限りません。外国籍の方が入居できる物件の多くには、その表示が付いていないからです。不動産会社に確認しましょう。
3) 物件カードはチェックリストのように読む
検索結果のそれぞれについて、次の情報を控えておきます。
- 家賃と管理費(ご自身で合計する)
- 間取りと面積(m²)
- 最寄り駅と徒歩時間
- 築年数
- 不動産会社の名前(後で必要になります)
- 物件番号・URL(候補リストのスプレッドシート用)
4) 詳細ページを開く:まずは宣伝文を読み飛ばす
費用や初期費用の欄があれば、そこまでスクロールします。初期費用の記載があいまいな場合は、その物件を候補から外すのではなく、「要確認」と印を付けておきましょう。
5) まずは10〜20件を素早く保存し、8〜12件に絞る
日本語を十分に読めない場合は、ポータルサイトの問い合わせフォームから40社にご自身で連絡するのは避けましょう。大量にフォームを送ると、かえって時間がかかり、空室状況の確認も混乱します。
6) 候補リストをバイリンガルの不動産会社に渡す(Affarahの流れ)
リンクと条件を送ってください。Affarahが、現在の空室状況、入居時の費用の総額、保証会社の条件、貸主が外国籍の方の申込みを受け付けるかどうかを確認し、内見を予約します。
Affarahの流れ(ポータルで探す → 確認済みの候補リスト → 内見)
私たちがおすすめする具体的な流れは次のとおりです。
ステップ1:ポータルサイトで物件を探す(10〜15分)
まずは幅広く検索します。最初から条件を絞り込みすぎないようにしましょう。何が標準的なのかを知ることが目的です。
次の重要な項目に注目します。
- 月々の費用の合計:家賃+管理費・共益費
- 間取りと広さ:暮らせる範囲かどうか
- 通勤:駅と路線(「分数」だけではなく)
ちょっとしたヒント:「徒歩5分」は目安と考えましょう。実際には、信号や横断歩道で時間が延びることがあります。必ず地図のルートで確認してください。
ステップ2:10〜20件を素早く保存し、8〜12件に絞る
一つの物件にこだわりすぎないようにしましょう。
まとめて素早く保存し、簡単な基準で絞り込みます。
- 譲れない条件を満たさないものは外す
- 費用がはっきりしないものは外す
- 内見する価値が「十分にある」8〜12件を残す
多くの方は、ここですぐに状況が改善します。見続けるのをやめ、前に進み始めるのです。
ステップ3:候補リストをAffarahに送る(リンクとご希望の条件)
お送りいただくもの:
- 8〜12件の物件のリンク
- 入居希望の時期
- 予算の上限
- 世帯の状況(単身・二人暮らし、ペットなど)
- 絶対に外せない条件(勤務地、学校、在留資格の時期など)
その後、Affarahが次のことをお手伝いします。
- 実際に申し込める物件の確認
- リスクとなる点(費用、ルール、審査との相性)の説明
- 募集が終了した物件に代わる、似た条件の募集中の物件のご紹介
そのまま使える「候補リストのテンプレート」
| 項目 | ご回答 |
|---|---|
| 入居希望日 | (例:2月10日〜25日) |
| 予算の上限 | (例:管理費込みで12万円) |
| エリア・駅 | (例:中央・総武線沿線、または木場・門前仲町周辺) |
| 間取りの範囲 | (例:1K〜1LDK) |
| 必須条件 | (例:バストイレ別、室内洗濯機置場) |
| 譲れないNG条件 | (例:1階、日当たりなし) |
リンクと一緒にこれを送っていただくと、手続きがより早く進みます。
「おとり物件・募集終了物件」の悪循環を避けるには
日本には、実際には借りられない物件や、問い合わせを集めるために使われる物件の広告など、「おとり」広告を禁止するルールがあります。とはいえ、募集が終了した物件がすべて悪意によるものというわけではありません。一つのリンクだけに頼ると、仕組み上、苛立つ結果になりやすいということです。
解決策は実践的なものです。
- 必ず複数の物件を送る
- 「似た条件の物件」をすぐに尋ねる
- 条件に合う物件があれば、すぐに内見を予約する
この段階でのAffarahの役割は、無駄な手間を減らすことです。

内見:後悔しないために確認したいこと
内見では、毎回使える質問のリストがあると便利です。まずは次の項目から始めましょう。
建物と部屋について
- 普通借家契約ですか、定期借家契約ですか?
- 月々の費用の正確な合計(家賃+管理費)はいくらですか?
- 入居時の費用の正確な合計(明細付き)はいくらですか?
- 騒音の心配(幹線道路、線路、薄い壁)はありますか?
- インターネット環境(光回線、建物の制限)はどうですか?
- 来客、ペット、楽器、喫煙に関するルールはありますか?
入居と審査について
- どの保証会社(英語)を利用しますか(必要な場合)?
- 審査に必要な書類は何ですか?
- 最短の入居日はいつですか?
日本で広く使われているガイドブックでは、申込みから入居まで一般的に1〜2週間ほどかかり、通常は保証人または家賃保証会社が必要であると説明されています。
(探し始めるのが遅いと「来週入居したい」が難しいのは、このためです。)
週20分のルーティン(疲れ切らないために)
部屋探しに生活のすべてを奪われる必要はありません。
- 月・水・金(10〜15分):ポータルサイトで検索し、新しい物件を保存
- 火・木(5〜10分):保存した物件を整理し、候補を8〜12件に保つ
- 週末:内見をまとめて入れる(1日に3〜5件)
- 候補リストができたら:Affarahに送り、確認と日程調整を依頼
まとめて一気に見るより、継続することが大切です。
関連ツール・ガイド
- 日本の賃貸の実際の仕組み(英語)
- 日本の賃貸スケジュール:物件探しから入居まで
- 内見のたびに確認したい質問(英語)
- 日本の賃貸の初期費用(英語)
参考資料
- SUUMO:物件情報の表示方法について(住所は丁目まで表示、徒歩時間の計算ルール)
- LIFULL HOME'S:掲載情報の鮮度向上と「おとり物件」との遭遇を減らす取り組み
- 消費者庁:「おとり広告」を不当表示とする定義
- 国土交通省:部屋探しのガイドブック(入居までの期間と保証人に関する記載)
よくあるご質問
SUUMOに英語版はありますか?
SUUMOは基本的に日本語のサイトです。ブラウザの翻訳機能は項目名の理解に役立ちますが、費用、審査基準、空室状況は人が確認する必要があります。機械翻訳は物件探しの補助として使い、契約の根拠にはしないでください。
外国籍の方もSUUMOを使って日本で部屋を借りられますか?
物件の下調べには使えます。申込みには、書類、通常は保証会社、そして日本語で書類を提出できる不動産会社が必要です。
SUUMOとHOME'Sはどちらが良いですか?
物件探しには両方を使いましょう。掲載物件は重なっていますが、同じではありません。成功の鍵は、一つのポータルサイトにこだわることではなく、8〜12件の候補リストを作ることです。