外国籍の方が日本で家を建てるには(2026年版)

吉峯 伊吹(株式会社affarah) · 2026-07-21

この記事は英語版の記事を翻訳したものです。 英語版の記事

要点: 外国籍の方が日本で家を建てることは、法律上100%認められています。 住宅用の土地を購入することにも、注文住宅を建てることにも、国籍や在留資格による制限はありません。ただし、完成済みの住宅を外国籍の方が購入する一般的な場合とは異なり、注文住宅の資金計画には、分割で実行されるつなぎ融資が必要です。通常の住宅ローンは、住宅が完成した後にしか実行されないためです。土地の購入代金や、建築中の工事代金の支払いには、専用のつなぎ融資を利用する必要があります。


注文住宅の建築の流れ

日本で一から家を建てる場合、一般的に10〜18か月かかります。

段階 期間の目安 主な手続きと支払い
1. 土地の購入 1〜2か月目 土地の売買契約を結び、現金で手付金10%と仲介手数料を支払います。
2. 設計 3〜5か月目 ハウスメーカーまたは建築家と組み、建築プランを作成します。
3. 工事代金の中間払い 6〜10か月目 つなぎ融資を利用して、着工金30%、上棟金30%を支払います。
4. 建築工事 10〜14か月目 施工会社が内装、給排水設備、電気工事を仕上げます。
5. 引き渡し 15か月目 検査済証が交付され、つなぎ融資が通常の住宅ローンに切り替わります。

1. つなぎ融資の仕組み

施工会社は工事の途中で支払いを求めるため、通常の住宅ローンだけでは支払いをまかなえません。つなぎ融資は短期の融資で、金利は比較的高め(一般的に2%〜3.5%)です。次の費用をまかないます。

  1. 土地の購入代金の残金
  2. 工事契約時に支払う着工金
  3. 工事の中間時点(上棟時)に支払う上棟金
    建物が自治体の検査に合格すると、メインの銀行がつなぎ融資を返済し、低金利の35年の住宅ローンに切り替わります。

2. ハウスメーカーと設計事務所のどちらを選ぶか

  • ハウスメーカー(積水ハウス、大和ハウス、一条工務店など): 規格化されたプランをもとにしたセミオーダーの住宅を提供しています。効率が良く、保証制度があらかじめ用意されており、地域の許認可の手続きも代行してくれます。構造の保証と短い工期を重視する方に最適です。
  • 設計事務所: 完全な自由設計です。東京都心の変形地や狭小地に合わせた設計に向いています。ただし、工期が4〜6か月長くなり、設計についての細かな関与が求められます。

土地の取引にかかる諸費用や、建築にかかる税金の総額は、不動産購入・住宅ローン費用シミュレーター(英語)で試算できます。

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